カンボジア 教育ボランティアへの海外ボランティア
まずは気持ちから。何ができるかより、何をしたいかが大切。
素敵な出会い
漠然とではありますが、以前より将来発展途上国の開発に携わる仕事をしたいと考えていました。けれども開発と一言に言っても、自分は何をすべきか分からず、、、。そこで実際にカンボジアへ行き、現地を生で感じ、自分には何ができるのか、考えるきっかけにしたいと思い、このプログラムへの参加を決意しました。
大切なのは、「自分には何ができるのか」ではなく「自分は何がしたいか」ですね。
授業では、私は6年生の英語を主に担当しました。途中、リスニングのある難しい単元に当たり、ちょっとしたピンチに。「自分にはどうしたら説明できるのか」ではなく、「皆に少しでも内容を理解してもらいたい」と思った結果出てきたアイディアが、話のポイントを押さえた選択式の質問を作ることでした。
ホストファミリーの方とのコミュニケーションも、ステイ先が同じ仲間と「もっと話したいね」と言って、おばあちゃんやパパさん・ママさんと積極的にお話しました。お相手はクメール語。なかなか言いたいことを伝えるのは難しかったですが、お互いに言いたいことが伝わったときの感動は忘れられません。
結局いちばん大切なのは、「気持ち」だなぁと思いました。
朝は地平線から日が昇り、夜は歯磨きしながら天の川が見え、道端では水牛はのんびりと草を食べている。そんなスローライフの中で、本当に笑顔が素敵な皆さんと出会い、短い間だけど一緒に生活させていただき、子どもたちとたくさん触れ合って、何か大切な原点に帰ることのできたような気がします。
「せんせー!」と呼んでくれる子どもたち、一緒に遊んだシャボン玉、朝日を見るための川渡り、本当においしいママさんのごはん! いろいろなことに素直に幸せだなぁと感じました。「発展途上国」とは、決して「恵まれていない国」ではありません。私たちの知らない素敵なことも、皆さん
たくさん知っていらっしゃいます。とても貴重な経験、本当にありがとうございました!
「発展途上国」に対しての認識の変化は、自分の将来について考えるための大きな鍵になったと思います。まだまだ簡単に答えは出ないけれども、この経験は自分の将来に向けた大きな一歩となりました! また、現地の子どもたちや先生方、ホストファミリーの皆さん、同時期の参加メンバー、ぼらぷらの駐在員さんと、本当にたくさんの方との素敵な出会いを経験させていただき、大きく刺激を受けました。これからも人との出会いを大切にし、また様々な価値観を受け入れることで、広く多角的な視野をもった人になりたいです。
とても貴重な経験ができたから。
現地での生活のこと、授業のこと、いろいろと不安はあると思いますが、皆さんがしっかりサポートしてくださいます! ぜひ素敵な9日間を過ごしてください。
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
任期中、いろいろ悩まれることも多いと思いますが、ぜひ笑顔を忘れないでください。私も皆さんの笑顔に元気づけていただき、最後までたくさんのことを吸収することができました。お身体に気をつけてお仕事楽しんでください!