カンボジア 教育ボランティアへの海外ボランティア
何かにチャレンジしたい気持ちがあるなら、ぼらぷらに参加すべし!!
一生の思い出
ボランティアには興味があったものの、自分の大学生活が忙しく中々一歩が踏み出せずにいました。
しかし、参加期間が自分の暇と重なったため、この機会を逃さず参加してみようと応募しました。現在、地元の私塾で塾講師のアルバイトをしていますが、自分の知識が誰かのために役立つというお仕事にとてもやりがいを感じています。たまたまホームページを検索したところ、ボラプラの広告を見つけ、「自分の知識が国境を越えて役立つのか」という好奇心が参加を後押ししてくれました。
行く前は、「カンボジアって貧しい国だけど、そんなに苦にはならないだろう」と根拠のない自信を持っていましたが、現地に着くと想像以上に驚きました。空港からホームステイ先まで約1時間のバスからの景色は、街灯が無く真っ暗でした。日本では当たり前に街灯があり夜でも明るいですが、電気がないことで、こんなにも景色が真っ暗になるのかと非常に驚きました。ホームステイ先でも電気・ガスはなく、お風呂も水浴びで最初は「こんな生活していて苦ではないのか?」と率直に思いました。しかし、2,3日もすると生活にも慣れ、ホームステイ先の子供達とすぐ仲良くなりました。現地の学校は、物資は日本に比べ圧倒的に不足していますが、外国語習得に対する意識は非常に高かったです。また、日本の文化に対する興味も高く、様々な日本の歌を覚えていました。特に、現地の子供達がスピッツの空も飛べるはずが歌えることには、非常に驚きました。クラスは1年生を担当しましたが、とても活気に満ちあふれた雰囲気で学んでいました。学習量は他の学年に比べて一番少ないのですが、日本語と英語を話す生徒が1人もいなく、「どのようにコミュニケーションを図ればよいか」と言うことを非常に考えさせられた現場でした。休み時間に子供達と外で追いかけごっこや折り紙をすることで、その後の授業が円滑に進行できる1つの要因になり得ましたし、最後帰国するときに、ある生徒から「バイバイ」と言われたことで、「後ろ髪を引かれて立ち去る」とは当にこのことだと感じました。現地の子供達は、まじめな子が多く、勉強したいという意識が満ちあふれていました。今まで、完璧な環境で常に勉強ができる環境を与えられてきた自分の心が、少し恥ずかしいと感じました。学校の子供達、同時期参加のみんな(特にホームステイ先にみんな!)、ホームステイ先の家族とお別れすることがとても悲しく、もっとここにいたい!と感じていました。お世話になったホームステイ先の家族,駐在員さん,一緒に過ごしたみんなに感謝です!オークン!!
今回のボランティアを通じて、自分が当たり前だと思っていた生活に感謝の気持ちを持たなければならないということを最も感じました。貧しい国でボランティアをするということは初めての経験が、今までの自分の考えを変えられました。残りの大学生活,好きなことを好きなだけ学ぶことの出来る環境に感謝しながら、将来再びカンボジアで恩返し出来るよう一生懸命勉学に励みたいと思います。
何かにチャレンジしたい気持ちがあるなら、ボラプラに参加すべし!!