未知の世界で

評価忘れられない
2014年3月参加

なおさんの
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大学２年生

紹介割コードin08591cd6b

忘れられない出会いがたくさんありました。1週間という短い間ではありましたが、私にとっては学ぶことの多かった一生心に残る1週間となりました。

参加後の気持ち

忘れられない

プログラムに参加した理由を教えてください

以前から自分の目でいろいろな国を見てみたいという思いがありましたが、観光ツアーなどではその国の美しい部分、素晴らしい部分に注目しがちで、まだまだ改善すべき部分やこれから発展させていくべき部分に気づきにくいのではないかと考えていました。そんな折に、実際にプログラムに参加された先輩に話を聞き、海外スタディツアーとしてならばその国のいい部分も改善すべき部分も見られるのではないかと思い、参加を決意しました。

プログラムに参加した感想は？

私にとって初めてのバリ。新たな土地、新たな出会い。私にとってそれはわくわくするものであると同時に、慣れない土地での生活に少し不安も感じていました。自分が孤児院でどのように過ごせば子供たちにとっていい思い出となるのだろうか、自分に何ができるのだろうか・・・。そんなふうに戸惑ったり悩んだりすることもありましたが、そんなときにはいつも子供たちの無邪気で明るい笑顔に助けられました。迷って考えているよりは、もっと子供たちと一緒に笑う時間を増やすほうが良い。私一人にできることは限られていて、ボランティアとして行ってはいるもののなかなか大した役には立てませんでした。それでも、一緒に過ごす時間を楽しい思い出として残してもらえたら、それだけでも日本や日本人に興味を持ってもらえるのではないか、さらにはもっと世界に目を向けてみたいと思ってくれる子もいるのではないかと考え、1週間、私にとっても、子供たちにとっても素敵な思い出になるように、ということを心掛けて過ごしました。何かを与えようという気持ちではなく、何かを共有しようという気持ちで臨めたことは私にとって新たな発見であり、貴重な経験となりました。
今回のスタディーツアーではバリ島の観光地だけでなく、孤児院や老人ホーム、ごみ処理場なども見学させていただき、バリは、どんどん発展していっている土地でもあるとともに、まだまだ問題も残されている土地でもあると感じました。まだまだ衛生的とは言えない環境で暮らしている人がいたり、衣服や食料ですら十分ではない生活をしている人もいたりするのだということを知りました。それは、日本での普段の生活からはなかなか想像しにくく、実際に自分の目で見て、耳で聞いて初めてそれが現状であると感じられました。もちろん、今回のツアーだけで現状をすべて把握できたとは思いませんが、自分が今まで知らなかった世界、気づかずに過ごしていた世界に目を向けるきっかけとなり、参加して本当に良かったと思います。

今後、今回の経験をどのように活かしていきたいですか？

子供たちに出会う前は、一緒に遊ぶのに言葉の壁があるのではないか、と心配していましたが、実際に遊び始めると、簡単な英語、インドネシア語を使ったり、ジェスチャーや表情で伝えたり、交流の仕方は、言葉を使ったものだけではないということを知りました。また、伝えたいことがわからず困ったときには、一緒に単語の意味を調べ考えることで言葉の壁ですら交流のきっかけになるのだと気づきました。私は、将来、小児のリハビリにかかわる仕事をしたいと考えています。日本で働くことにするか、海外に出ていくかはまだ決めていません。しかし、今回の経験を活かし、言葉だけに頼るのではなく、ジェスチャーや表情なども工夫して子供たちとかかわることでより良い関係を築き、子供たちと仲良くなり、信頼される大人になれるのではないかと考えています。