フィリピン スタディツアー AE-2015.3.31への海外ボランティア
現地の人は私たち日本人を心から受け入れて歓迎してくれました。無邪気でいつも笑顔が絶えない子供たちから私自身が元気をもらいました。
素敵な出会い
以前このボランティアプラットフォームでカナダのデイケアセンターのボランティアに参加した際、ホームステイ先の家族がフィリピンの人で、滞在中とてもよくしていただきました。フィリピンの人はいい人が多くて好きなので、またフィリピンの人と関われたら、役に立てたらと思って参加を決めました。
今回でぼらぷらの活動は2回目でしたが、カナダとは全く違いました。しかし今回のスタディーツアーでも得たものがたくさんありました。
移動中の車窓の景色は場所によって異国と思うほどでした。フィリピンは格差が大きい国ですが、貧しい人はどんどん貧しくなっていく一方、裕福な人はさらに豊かになっていくという社会であるということを知りました。フィリピン内だけではもはや経済が崩れてしまう、だから若い女性はフィリピンの倍程の給料を貰える日本に出稼ぎにやってくる。しかしその職業は肉体的にも精神的にも辛いものである。そんな中で出会った日本人男性との子供がJFCと呼ばれる人たちです。その施設にも訪問しました。彼らからは沢山の話を聞き、考えさせられました。日本に出稼ぎに来て辛い目にあった女性は、「日本のその雇用者たちを憎んでいたとしても、あなたたちを憎むことはない。なぜならあなたたちが私たちを苦しい目に合わせた訳ではないから。むしろここへ来てこうして私たちの話を聞いて知ろうとしてくれているから嬉しい。」をおっしゃっていました。それを聞いて彼らの寛大さに心を打たれました。そして、聞いたことを帰って多くの人へ発信したいと思いました。
ツアーの中で学んだことはこれだけではありませんでした。ストリートチルドレンや孤児院などの施設の子供たちは、元気で明るく私たちを受け入れてくれました。短時間ですっかり仲良くなれてお別れのときは寂しがってくれました。子供の無邪気さはどこの国も同じだなと感じ、パワーを貰いました。だからこそこの子たちのために出来ることを探さなければならないと強く思いました。この子たちの未来が明るくなって欲しいと思いました。同じ人間なのになぜこのような差が生じてしまうのか、罪のない人達がなぜこんなに苦しい思いをしなければならないのか、不条理な世の中に疑問だらけでした。そんな人たちが世の中からいなくなって欲しいです。私たち自身がそうなる世界にしていかなければならないと思いました。
6日間ともに過ごした仲間たちにも感謝しています。仲間たちと情報を共有し共に考えられたことが何よりも嬉しかったです。ぼらぷらを介さなかったら出会うことのなかった13人、このメンバーと行けたことは誇りです。ひとりひとりしっかりしていて仲間から勉強したことは沢山ありました。
この6日間で出会った沢山の素敵な人たちに感謝の気持ちでいっぱいです。心から参加してよかったと思えるツアーでした。ありがとうございました。
自分の目で見たこと知ったことを多くの人に伝えたいです。そして多くの人に実際に現地に行って見てきてほしいと思います。日本にいて学ぶこともできるけれど、実際に足を運んで体験することが重要だということがわかったのでまた現地に行ってまだ知らないことを知りたいと思います。これから就職活動が始まり将来のことをしっかり考えていかなければならない時期になるので、もっともっと色々な国へ行き、知り、発信していくという繰り返しをしていきたいです。世界の平和を目指します!!
世界をもっと知りたいから
自分の目で見ることが大切!
会員様から頂いたメッセージは私達にとって何よりの励みになります!!
今回もスタッフの方には大変お世話になりました。ぼらぷらの支えがあって私たちは活動をすることが出来るので感謝しています。いつか私も支える側になれたらいいなと思いました。