ベトナム スタディツアーへの海外ボランティア
自分が一回り大きくなったような気がします。
勉強になった
今回このベトナムスタディツアーに応募した理由は、学生のうちにしかできないことをやってみたいと思ったからです。現地の子どもと触れ合うことなど、個人の海外旅行ではなかなかできないことにチャレンジしたいと思い、ツアーに応募させていただきました。
参加してとてもよかったと感じています。
ベトナムでは、孤児院や病院に行ったり、戦争博物館などベトナムの歴史を勉強する場所をめぐりました。
孤児院や病院では、予想以上にたくさんの子どもがベットの上で横になっていました。
手足を縛られて動けない子どもに対して自分は何ができるのだろうと考えました。
私は彼らの病気を治したり、親になることはできませんが、彼らを笑顔にすることならできると思い、精一杯笑顔で、手を握りながらコミュニケーションをとりました。
こちらを向いて、笑顔になってくれたり、目を合わせてくれて、私もとても嬉しく思いましたし、
短い時間の中で、彼らにもほんの少しでも幸せを感じてもらえたように感じました。
クチトンネルや戦争博物館では、戦争の現状を知ることができました。
道中、鉄砲を撃つ経験をさせていただきました。
ライフルの引き金はびっくりするほど軽く、ほんの少しの力で人を殺してしまう道具の恐ろしさを実感しました。
病院や孤児院では、人一人の命を大事にすることを学びましたが、
クチトンネルや戦争博物館では、大事にするべき命が無下に扱われていることに悲しさを感じました。
今回のツアーを通して、「生きる」とは、「幸せ」とはなんだろうと考えました。
ただの観光ではなく、勉強するといった意味でとても充実していました。
もちろん、食事や観光では一緒に参加した仲間と楽しむことができました!
私を一回り成長させてくれた、ベトナムで出会った子ども達やガイドさん、そして今回一緒に旅をした仲間にとても感謝をしています。
ありがとうございました。
私は来年から小学校の教員になります。
先生として、子どもたちに教えられることは多くあると思います。
人の命を大事にすることは、同時に人に優しくすることだと思います。
自分を、家族を、友達を、日本そして世界の人々を大切に思える子どもを育てていけるように、
また私自身もそうなれるように勉強していきたいと思います。
実際に目や肌で感じながら、色々なことを学べると思うので。
色々なことを考える機会をくれるツアーだと思います。